苦手発音の音読練習:現状の録音と振り返り
発音練習用の例文を使って実際に音読録音してみました。発声、子音、母音、リズムなど、現在の課題を整理して振り返ります。
先日苦手発音を鍛える音読例文集で練習用の短い文章をまとめました。
今回は、その例文を使って実際に音読練習をしてみました。
今はまだ発音も発声も全体的に一から見直し中なので、すごく不自然だったり音が安定しない部分が多々ありますが、スタート時点の現状がどのような感じかを記録するために動画として残しておくことにしました。
📖 練習用例文一覧
今回練習で読んだ例文です。(各例文の詳しい解説や意識したいポイントは、先日の記事にまとめています)
- The author thanked me for the thoughtful theme.
- These roses are so easy to see, and the sweet music is amazing.
- Light rain arrived early in the morning.
- I have five vivid photos from the festival.
- The black cat sat under a hot sun on a calm rug.
- This team will sit here, and we will leave in six minutes.
🎥 現状の録音記録
まずは現状の音読の様子です。
📝 練習を通した振り返りと課題
録音を聞き返してみて、発声、子音、母音、リズム・イントネーションなど、すべての要素に課題があると改めて感じました。現時点で感じている課題を整理しておきます。
1. 発声の安定感(最優先)
今一番優先して改善しなければと思っているのが「発声」です。 もともと喉に力が入りやすく過緊張性発声になりがちなので、今はできるだけ柔らかく声を出すように練習しています。ただ、そのせいでおそるおそるの発声になってしまい、滑らかに繋がるべきところで声が途切れたり、声の立ち上がりのタイミングが思ったところとズレてしまったりしています。まずはここを何とか安定させたいです。
2. 子音
今回苦手な子音を集めているのもありますが、全体的に子音がはっきりしていません。
- s: 音自体は出しやすいですがネイティブの鋭く強い音と比べるととても弱く、無理に頑張って出している気がします。より鋭い摩擦音が自然に安定して出るようにしたいです。
- l / r: やはり日本語の弾き音にだいぶ引っ張られています。「early」のようなシュワに R がつく音の響きが違うと感じるので、より意識して基礎から見直したいです。
- f / v: これは本当に苦手です。摩擦音が弱くなったり、破裂音のようになってしまったりするので基礎からの練習が必要です。
また、一つ一つの子音を大切にする意識が欠けていると感じました。
例えば m の音を出すとき、口を閉じたらそれで終わらせてしまう感じに聞こえます。本来は口を閉じてから鼻に抜ける響きをしっかり感じるべきなのに、それができていません。これは語末だけでなく語頭の l や r も同じで、音の始まりでしっかりと子音の音を感じてから母音に繋げるという感覚が必要があります。日本語的な「音の最小単位は子音+母音の短い組み合わせ」という根深い感覚が強く影響しているのだと思います。
3. 母音
母音の区別も無理やりやろうとしていて、ぎこちなさが目立ちます。
- ア(æ / ʌ / ɑ): 頑張って区別しようとしているけれどしっくりきていません。できるだけ力を抜いて声帯の触れ合いを弱めにしているつもりですが、舌の緊張や音の響きがどうしても口の「前の方」に寄ってしまう癖があります。
- イ(ɪ / i:): 力の入れ具合で区別しようと意識しましたが上手くできていません。頭の中で日本語の「い」の長さの違いという感覚が根強く残っているので、英語の母音として新たにカテゴリを認識し直すようにします。
4. リズムとイントネーション
リズムとイントネーションも改善点はたくさんあります。一番の問題は日本語のようなモーラベースのリズムから抜け出せていません。ある程度強勢が置かれる位置を頭では理解しているのですが、それを英語として自然なリズムでしっかり発音するところと楽に流れるように読むということができていません。 イントネーションに関してもなんとなく真似はしてみましたが、滑らかな波のようなイントネーションの感覚が全然分かっていません。 音読やシャドーイングを繰り返すより、基礎的な強調されたリズムトレーニングなどからやり直す必要があると強く感じています。
課題は山積みですが、現状を確認できたのはよかったと思います。ここから一つ一つ見直して改善し、少しずつでも自然な発音に近づいていけたらと思っています。今は今回の例文を繰り返し練習するより、発声や個々の音素、英語のリズムやメロディーをより基礎的なところから見直すほうが重要だと感じました。